サイコパスとは
サイコパスとは
日本語的に精神病質と言われており、これを英語でサイコパスと呼んでいます。
診断書はでないかもしれないけど、精神病の一種と考えられているようです。
個人的には、脳疾患のような気もしますが。言いすぎると一種のヒトの亜種かなぁ。
定義としては、
性格が我々一般の正常からは明らかに逸脱しており、周囲の社会から浮いた存在で、本人も尊大な行動・態度をとったり、自分の行動に振り返ったり反省することはなく、良心も完全に欠如している。
という感じでしょうか。
サイコパスは、アメリカでは4人に1人ともいわれ、欧米化が進む
日本でもその影響が出始めています。(筆者の見解)
なぜサイコパスに?原因は?
サイコパスは、先天性が多く、遺伝すると言われています。
サイコパスとされる人の約85%が、脳(特に言語能力を司る部分)に障害や疾患があります。
通常、左脳で行われる言語処理が右脳で行われているという研究結果もあるそうです。
特徴・見分け方
サイコパスの特徴を箇条書きにするとこんなものが該当します。
これに複数該当する人は要注意、よく当てはまる人はサイコパスの可能性が高いです。
- 他者に冷淡
- 自身以外は見下した存在
- 行動に対する責任を全くとらない無責任さ
- 自身の失敗を反省しない
- 人を操ったり、利用しようとする
- 根拠のない自信に満ち溢れている
- 良心や配慮、罪悪感の異常な欠如
- 現実的な長期にわたる目標がない
- 寄生的な生活
- 基本的には自分のことしか考えていない
- 自身に都合の悪い事実は受け止めない
- 自身の過ちは決して認めない
- 自身の行動を制御できず衝動的
- 人の話は基本的に聞いていない
- 自身想像が現実になると思っている
- 人を利用するためなら泣き落としも平然としてする
- 嘘に対して抵抗がなく、平然と嘘を重ねる
- 魅力的な話や嘘、泣き落としで宿主を募る
- 宿主が使えないとわかるとすぐに離れ、次のターゲットを探す
- 先を見ることができず、目先のことしか考えられない
- ちょっとしたことですぐキレる
- 人を利用して勝ち上がる
- 自分より立場の低い人に説教(いじめ)をして、潰しにかかる
ざっと、挙げるとこんな項目があります。
いくつか該当する人が身近にいる方、要注意ですよ。
基本的な本質
サイコパスは自己中心的で、共感がありません。だから他人を思いやる心もないと、思って差し支えないです。
非常によく、かつ全く抵抗がなく嘘をつくので、話は50%が嘘と考えると丁度良いと思います。(筆者の元上司がまさにこれでした。)
いまの自分の行動や言動が、後々どんな事態を招くかということを全く考えないので、責任など微塵も感じてません。そして事の重大さに鈍感で、取り返しのつかない事態になることがしばしばあります。
私達は普段、サイコパスのような、平気で無情に堂々と嘘をつく人間に接する機会は、そう多くはありません。
皆さんは初めて会う人に、「私は学校の先生やっています。」と言われた際に、本当にこの人はその職についているのか?など疑ったりしますか?よほど世の中に恨みがあるような人じゃない限りは、初っ端から疑うことは皆無に等しいのではないでしょうか。
しかしながら、既にその段階から我々に対する「相手が騙しやすいか」「操りやすいかの審査」が始まっています。
サイコパスは単に愛や良心を持たないというだけでなく、いつでも感情が希薄で表面的です。
愛や良心、そしてそれによって生まれる他人との絆というようなもの捉えて理解する能力がほぼありません。
良心を持たない彼らは人間社会で生きていくためには、「この場面では、どのような言葉が適当か。」というような思考の元、行動や発言をしています。
それには周りの人達の行動や言動を真似て話すしかありません。口調や態度なども、自分が良いと思った周りの人を真似る傾向もあります。
筆者の部下の新人は、役職や地位を考えずに筆者の言動を真似て周りから反感を食らっていますが、本人は気付いておりません。これはまた別の機会に書きます。
それとナルシストのような文章を書く、或いは意味や脈絡のない文章を長々と書く、「私、あなた」などの主語をはぶくような文章を書く場合があり、会社の報告書等で支離滅裂な文章や筋の通ってない話を書いて来ることもあります。思いついたことを考えずに、書き連ねるからです。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、ざっくりまとめると、
サイコパスは、一般社会の中でマナーや常識が欠如しており、自己中心的で、他人のことを考えられない。
平気で嘘をつき、その嘘に対して全くをもって罪悪感や責任を持たない。
その場しのぎの回答が多く、自分が全て正しいと思うナルシスト。
こんな感じでしょうか?
近くに当てはまりそうな人が居る方は要注意かです。
次は、対処法などについて書きたいと思います。
*記事は、筆者の主観が大きく入っており、全ての人に当てはまるとは限りません。
*疑問、訂正、ご意見がございましたら、何なりとお申し付けください。真摯に対応いたします。